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第806回 “二上山” 2019.6.12 - 2019.06.12 Wed

大阪芸術大学という名から、遠方の方は国立大学と思ってくださっている方もいらっしゃり、否定をせずに現在に至ります。大学生活は練習にアルバイトで目一杯。スクールバスで二上山を見ながらの急な曲がり角が印象的です。今なら、二上山といえば、大津皇子!と反射的にでてきますが、その頃は万葉集には興味が全くありませんでした。今となっては、少し意識するだけで歩いて楽しめる場所だったのに、後になって気づくものです。二上山は今私が住むマンションからも以前は見えました。残念ながら高層建築が立ったため、家から見る事はできなくなりましたが、出かけるたびに、二上山を探してしまいます。小学校の頃、長居のアパート屋上から見えた二上山。ラクダのこぶに似ているので、あの山は何?と母に聞いた記憶があります。大津皇子が眠っている二上山、との答えが、私と万葉集との出会いです。と様々なところで話しています。が、先頃母はそんな事いってない!と。どちらの記憶が正しいのか、追求しないつもりです。


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プロフィール

naomi utamakura

Author:naomi utamakura
歌枕直美(うたまくら なおみ)

歌手・作曲家・音楽プロデューサー

言葉には力がある、その様な万葉集の和歌に日本人の心の原点を感じ、西洋音楽と融合させ、CD「みやびうた~音楽で綴る万葉集」シリーズを、1997年より発表。万葉集を音楽にして現代に活かす先駆者となる。さらに2002年より、万葉集を根幹に古事記、日本書紀に伝わる和歌を歌うことにより歴史の中にある知恵を表現する新しい舞台芸術「和歌劇~和歌と映像で語る歴史物語」を創作し、国内外で公演。ヨーロッパ公演では、”日本の心を感じた”との評価を得る。また、各地に残る歴史文化を再発見し、その中にある知恵を新たに展開していこうという試み「歴史的建築物を生かすコンサート」を企画し、10年以上に亘り行っている。

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