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第812回 “大神” 2019.7.24 - 2019.07.24 Wed

明日は三輪神社において奉納演奏をさせていただきます。20年前、音楽で綴る万葉集のCDをリリースしてから、直後にご縁を感じ、それ以降現鈴木宮司に大変お世話になり、何かあるごとに、御礼参りをさせていただいています。病気直後から、毎日御饌米を送ってくださり、3年が経ちました。退院してすぐにお参りしましたが、歌える状態ではなく、CDを流させてもらいました。明日は自らの声で歌わせてもらえる事に大きな感謝の気持ちで一杯です。20年の歴史は一言で語れる事ではなく、走馬灯のように頭の中を様々な出来事が浮かびあがります。明日が新たな一歩となるように、額田王の三輪山と、船出の歌を歌います。


「三輪山」 額田王 万葉集 巻1-107・18

味酒三輪の山 あをによし 奈良の山の 山の際に い隠るまで 道の隈 い積もるまでに
つばらにも 見つつ行かむを しばしばも 見放けむ山を 心なく 雲の 隠さふべしや

三輪山を しかも隠すか 雲だにも 心あらなも 隠さふべしや


「船出の歌」 額田王 万葉集 巻1-8

熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな


IMG_7998.jpg
(2016年10月 三輪明神 大神神社 拝殿にて)






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プロフィール

naomi utamakura

Author:naomi utamakura
歌枕直美(うたまくら なおみ)

歌手・作曲家・音楽プロデューサー

言葉には力がある、その様な万葉集の和歌に日本人の心の原点を感じ、西洋音楽と融合させ、CD「みやびうた~音楽で綴る万葉集」シリーズを、1997年より発表。万葉集を音楽にして現代に活かす先駆者となる。さらに2002年より、万葉集を根幹に古事記、日本書紀に伝わる和歌を歌うことにより歴史の中にある知恵を表現する新しい舞台芸術「和歌劇~和歌と映像で語る歴史物語」を創作し、国内外で公演。ヨーロッパ公演では、”日本の心を感じた”との評価を得る。また、各地に残る歴史文化を再発見し、その中にある知恵を新たに展開していこうという試み「歴史的建築物を生かすコンサート」を企画し、10年以上に亘り行っている。

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