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第812回 “大神” 2019.7.24 - 2019.07.24 Wed

明日は三輪神社において奉納演奏をさせていただきます。20年前、音楽で綴る万葉集のCDをリリースしてから、直後にご縁を感じ、それ以降現鈴木宮司に大変お世話になり、何かあるごとに、御礼参りをさせていただいています。病気直後から、毎日御饌米を送ってくださり、3年が経ちました。退院してすぐにお参りしましたが、歌える状態ではなく、CDを流させてもらいました。明日は自らの声で歌わせてもらえる事に大きな感謝の気持ちで一杯です。20年の歴史は一言で語れる事ではなく、走馬灯のように頭の中を様々な出来事が浮かびあがります。明日が新たな一歩となるように、額田王の三輪山と、船出の歌を歌います。


「三輪山」 額田王 万葉集 巻1-107・18

味酒三輪の山 あをによし 奈良の山の 山の際に い隠るまで 道の隈 い積もるまでに
つばらにも 見つつ行かむを しばしばも 見放けむ山を 心なく 雲の 隠さふべしや

三輪山を しかも隠すか 雲だにも 心あらなも 隠さふべしや


「船出の歌」 額田王 万葉集 巻1-8

熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな


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(2016年10月 三輪明神 大神神社 拝殿にて)






第811回 “朝顔” 2019.7.17 - 2019.07.17 Wed

いつの頃からか、料理が好きになり、現在はうたまくら茶論で社員のランチと、コンサートの後の食事を作っています。スタッフの助けにより、毎日が修行でもあり、充実した毎日となっています。元々、料理好きだった姉の影響か、忙しい中でもしっかりご飯を作ってくれた母の影響か、、。音楽と食が私の核となり、茶論を大切にしたい由縁です。そしたら、昨日も、ある方から、なす、きゅうり。別の方からニラ。また別のところから云々、という訳で無農薬野菜をいただいて驚いています。また今日、うたまくらピアノ工房横に植えた朝顔が咲きました。ささやかな日々をどれだけ豊かな心で過ごせるか、朝顔の花のように、爽やかに静かに過ごしたいものです。

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第810回 “ラジオに寄せて” 2019.7.10 - 2019.07.10 Wed

ところでどなたが社長さんですか?と質問される事があるようで、それはそういう事で良いと考えています。そもそも肩書きが感覚的にそぐわず、今まできてしまいました。歳は重なり、もう少し賢くなるのかと思っていたのに、全くそういう事なく、七転八倒しています。そんな中、ラジオ深夜便で再放送とはいえ反響をいただきありがたいことでした。とにかくマスコミは得意ではなく、中村アナウンサーの力で形付けていただきました。中村アナウンサーといえば、私が今お世話になっている京都無名舎の吉田孝次郎さん、東大寺長老の北河原公敬さんの取材もされていて、観点が合わさる感じがして何だか不思議な感覚です。目には見えない力で繋がる方はそうなっていくのだなあと思います。出会いの素晴らしいを当たり前に思わないように、気をつけます。そして天命と信じるやまとうたを歌い続ける事をぶれずに続けていく事を大切にしていきたいと決意を新たにしています。

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(2018年4月京都・無名舎にて 中村アナウンサーと)







第809回 “幸運の女神” 2019.7.3 - 2019.07.03 Wed

歌枕という名になって、まわりのメンバーも結婚、出産などさわさわする時期がありました。何かを求めて仲間とウィーンに旅し、期待しないで見た、ミュージカル、オペラ座の怪人に感動し、日本に帰って、会社を設立しました。唐突な感じでしたが、私たちの子供の時代に音楽で食べていける土台を作りたいと思いました。まずはできることから。そういう中で巡りあった、ベヒシュタインピアノ。お金がなかったにもかかわらず、私たちの幸運の女神と信じ手に入れました。それから25年以上。うたまくら茶論に鎮座するベヒシュタインは私たちを見守ってくれています。ドイツで1889年に産声をあげ、なぜかロンドンに移住し、そして日本に縁あって渡ってきました。そしてうたまくら社に定住することになりましたが、なんといっても傷だらけ。医者にかからないといけません。どうしようと悩んでいたら、ピアノ技術者荒木がイタリアから帰ってきたところで、現在もうたまくら社でベヒシュタインの面倒を見てくれています。

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第808回 “別天地” 2019.6.25 - 2019.06.25 Tue

大阪芸術大学を卒業する勇気もなく、将来の道を探る時間がほしく、専攻科に進みました。そして時間のゆとりがあるため、アフロディーテ声楽アンサンブルを立ち上げ、お世話役をすることになりました。そのメンバーが、現うたまくら社の主力メンバーです。だから、今私たちの人間関係を説明するとき、かれこれ40年の付き合いで、、というわけです。中でもうたまくら社には岩城さんが2人いますが、娘さんも共に働いてくれているという現実に、感謝です。良く話をしているのですが、ゆりかごから墓場まで。まさに縁という言葉がしみわたります。さて、アフロディーテの活動は、出前演奏と銘打って様々なコンサートをさせてもらいました。その中でとても素晴らしい出会いをさずかりました。先日対談で再会した、東大寺長老の北河原公敬氏です。若かったから、緊張であまりお話できなかったのですが、この間お目にかかれた際には、普通に会話させてもらってました!年を重ねるという事実を実感した次第です。内容はうたまくら草子でご紹介するとして、二月堂の麓は別天地。長老の気品とぴったりで、夢のようなときを、過ごさせてもらいました。


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プロフィール

naomi utamakura

Author:naomi utamakura
歌枕直美(うたまくら なおみ)

歌手・作曲家・音楽プロデューサー

言葉には力がある、その様な万葉集の和歌に日本人の心の原点を感じ、西洋音楽と融合させ、CD「みやびうた~音楽で綴る万葉集」シリーズを、1997年より発表。万葉集を音楽にして現代に活かす先駆者となる。さらに2002年より、万葉集を根幹に古事記、日本書紀に伝わる和歌を歌うことにより歴史の中にある知恵を表現する新しい舞台芸術「和歌劇~和歌と映像で語る歴史物語」を創作し、国内外で公演。ヨーロッパ公演では、”日本の心を感じた”との評価を得る。また、各地に残る歴史文化を再発見し、その中にある知恵を新たに展開していこうという試み「歴史的建築物を生かすコンサート」を企画し、10年以上に亘り行っている。

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